アイオライト(Iolite:菫青石)




アイオライトは、透明から半透明のすみれ色のケイ酸塩鉱物で、角度によって黄色や灰色の二色に見えたりする多色性が特徴で、色が美しいカジュアルな半貴石として人気があります。そのため名称も、英名ではギリシャ語で紫色の意味の「ion」と石の意味の「lithos」に由来し、日本名も菫青石(きんせいせき)と名付けられました。その昔、バイキングはこの鉱物を航海の際に携え、日光に向けて回すと色が変わるという特性を利用して、羅針盤の方角を算定するのに使用していたため、別名「ウォーターサファイア(海のサファイア)」とも呼ばれていたそうです。鉱物学上ではコーディエライト(Cordierite)と言います。

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(C) 2009 天然石辞典